2019/2/18(月)-21(木) 第20回惑星圏シンポジウム
(東北大・理 合同C棟2階 青葉サイエンスホール)
東北大・青葉山キャンパスの理学研究科・青葉サイエンスホール他を会場に、「2019年度 惑星圏研究会」が開催されました。2000年から毎年開催されるこの研究会は、今回で20回目を迎えます。
日本他計7ヵ国からの参加者は120余名、講演件数も101件(口頭講演:72 件、ポスター講演:29件)を数える大きな会合です。国内外で進められている観測・実験・解析・計算機シミュレーション等による諸惑星・衛星等の研究について、最新成果の報告・レビューと議論、および、研究課題や展開について議論を行い、将来に繋がる新しい研究・分野・計画の創成・展開の機会となりました。BepiColombo打上に成功したばかりの水星、ひさき・JUICE等によって進める巨大惑星・氷衛星群、水の起源と行方に絡めた水惑星、さらに系外惑星や比較惑星学等、広い視点で現研究を俯瞰し、今後の展開と将来探査構想について議論を進めました。
惑星の研究は、地球の研究並に多岐に渡るため、学会や所属機関をまたいだこうした「異分野をつないで積極的な混合を目指す会合」の価値は大変高いものがあります。
2020年もこの週での開催を予定いたします。
なお、本研究会は本学が進める「環境・地球科学国際共同大学院プログラム」の支援を得て行われました。
<Link: 会合報告(惑星プラズマ・大気研究センター)>