<学内向けアナウンス> 以下の2つの集中講義を分野横断型で開催しました。Real会場+ZOOMにて、それぞれ30-40人と20-30人、各部局から学部生・院生 & Staffs のみなさま、6日間の濃い交流、お疲れ様でした!
8/24(水)-26(金) 月と国際月探査
[講師] 稲富 裕光(JAXA・宇宙科学研究所・学際科学研究系 教授)
8/29(月)-31(水) 惑星大気科学 〜 金星・火星を中核に
[講師] 今村 剛 (東京大・複雑理工学研究科・教授)
<聴講・履修>
* 履修: 各研究科での手続きが必要となります。詳細は、企画担当へご相談ください。
* 聴講: 院生・学部生 + Staff、いずれも参加可能です。
いずれも、Google classroom に登録の上、ご参加ください。アナウンス・ZOOM接続先・講義資料はそちらで出していきます。
<場所・接続> 北青葉山キャンパス・合同C棟 4F N404 (地球物理学第一講義室) + ZOOM
<企画責任者> 笠羽 康正 (理学研究科 惑星プラズマ・大気研究センター] (E-mail: kasaba_AT_pparc.gp.tohoku.ac.jp)
[シラバス#1] 月と国際月探査 — 稲富 裕光(JAXA 宇宙科学研/学際科学研究系 教授)
近年、国策にとどまらず民間も月面への着陸そして探査を目指すようになり、 有人を含む月探査への動きが加速している。
人類の活動圏を宇宙へと拡げ、月に長期的な活動拠点を構築することは 重要なテーマである。
本講義では、月で何が出来て、これから何が起きようとしているのかに ついての考察を深めることを目的として、 月での科学、月を含む科学、月開発に向けた月科学・工学を概説した上で、 長期的月面活動の可能性について議論する。
8/24 (水) AM+PM (3コマ) 10:30-12:00, 13:00-14:30, 14:40-16:10
・月での科学
・月を含む科学
・月開発に向けた月科学・工学(1)
8/25 (木) AM+PM (3コマ) 10:30-12:00, 13:00-14:30, 14:40-16:10
・月開発に向けた月科学・工学(2)
・国際宇宙探査
・月での探査、観測ミッション例
8/26 (金) AM(1コマ) 10:30-12:00
・将来の長期的月面活動に向けて
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8/26 (金) 13:00-14:30 特別セミナー「月探査に関する最近の動き」
[シラバス#2] — 臼井 寛裕 (JAXA ISAS太陽系科学研究系 教授)
系外惑星の大気の情報が徐々に得られるのに従い、多様な大気環境を生み出すメ カニズムが注目されている。
ここから、太陽系惑星を対象として大気の物理・化 学過程を実証的に研究する機運も改めて高まっている。
この講義では、このよう な現状を踏まえ、金星と火星を中心に惑星大気科学の現状を概観するとともに、 統一的な理解に向けた課題を論じる。
8/29 (月) AM+PM (3コマ) 10:30-12:00, 13:00-14:30, 14:40-16:10
・惑星大気科学の問題意識
・惑星大気の鉛直構造と変遷
8/30 (火) AM+PM (3コマ) 10:30-12:00, 13:00-14:30, 14:40-16:10
・惑星大気の力学と循環
・金星と火星の気候
8/31 (水) AM(1コマ) 10:30-12:00
・新たな実証的研究に向けて
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8/31 (水) 13:00-14:30 特別セミナー「金星探査」
<2021年度企画: Systems Engineering + 火星探査> https://aerospace.gp.tohoku.ac.jp/202109-speciallecture/
<2020年度企画: 惑星進化 + データ同化> https://aerospace.gp.tohoku.ac.jp/20200923-30-lec/